2005年10月08日

まとまらないけど

台湾と日本『台湾人と日本精神-日本人よ胸を張りなさい』

 蔡 焜燦(著)

 小学館文庫




日本を卑下するばかりじゃなく、誉めてあげたっていいじゃない?そう思うんです。


日本は本来美しく、研ぎ澄まされた精神を持っている。その精神は日本だけが持っている。そう言ってくれる人が隣にいた。

日本が過去に行ったことに対する日本人自身の考えは、自虐史観が中心。果たして、そこから生まれるのは何なのか。深い後悔と反省の先に見えるものは何なのか・・・・・・

こうした話を進めていくと、右左だのというジャンル分けをされてしまうのが悲しい。私は左でも右でも無いと思っているし、そうしたジャンル分けが嫌い・・・・・・。左しか見ていないものに、右が見えるのか。右しか見ていないものに左が見えるのか。道路に出れば、そんなの直ぐに事故ですよ。赤信号を無茶して渡るのより怖い怖い・・・。両方を見ようとしなければ、そして両方の良いところを見ようとしなければ、何も見えない。木を見て森を見ずと言ったところかな。

もちろん、反省は必要不可欠だし。悪いことは認めなければならない。

過去、アジア地域で日本が行ってきたことを反省するのは大切。しかしアジア地域で日本が行ってきた良いことは無いのか。そうじゃないはず。そんな良いことは二の次にしていたら、良いことをしたくなくなる。まぁ、こんな狭い心の私だから、こんな気持ちになるのかもしれませんが。でも、良いことをしても「反省しろ」と言われていれば、嫌になるでしょ。

日本てね、本当に辛抱強い国だと思うのです。良いことしてても批判されてそれに耐え続けている。戦後ずっと。

そして、今は沈み込んでいる。耐えているけど、元気もなく項垂れている。そんな日本に叱咤激励してくれる存在がアジア地域にどれだけあるのか。

アジアのリーダーになりたい日本。世界のリーダーになりたい日本。別に覇権を唱えるわけじゃない。そんなの古臭い。世界中で渡り合える人材を送り出せる社会を造る。世界のリーダーってそんな存在だと思う。

そのためには国連の常任理事国になることに批判をいっぱい浴びながら躍起になることじゃない。日本の良い所素晴らしさを知ってくれている人たちを大切にしなきゃいけない。もっと広めなきゃいけない。アジアの国々が日本を信頼し、心から頼りにしてくれる。こうでなくちゃね。台湾が日本を慕ってくれていると考えて安心ばかりしていられない。戦後日本は、そんな台湾に冷たい態度を取ってきた。このままだとどうなるか。その先は言わずもがな。この本ではあまり触れていないけれど。

日本に戦前に戻れと言っているわけじゃない。戦前の良い所をもう一度見直そうということ。戦前の日本が丸ごと悪くなっていたわけじゃないんだから。

台湾からみた第2次大戦を通して感じるんじゃないかな。歴史を捉える大切な基礎の一つであるはず。ちょぴっと泣けます。日本人で良かったなぁと。
posted by シャンヂョン | 群馬 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書
この記事へのコメント
うなずきながらブログを読ませてもらいました。
確かに私も平衡の取れた見方のできる人になりたい。きっとみんなそういうふうに思ってそうだけど、実際にそうできるのって本当に難しいと思う。
私も帰ったらこの本ちょっと探してみようかな。紹介、ありがとう☆
Posted by caicai at 2005年10月12日 00:14
>caicai
難しいけど、考えなきゃいけないことだと思うんだよね。自分ももっと勉強しなきゃだゎ。
Posted by シャンチョン at 2005年10月12日 23:10
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