
監督:テリー・ジョージ
出演:ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ホアキン・フェニックス、ニック・ノルティ、ジャン・レノ、など
公式HP(海外)
ルワンダで1994年に実際に起きた大虐殺に基づいた
ドキュメンタリー映画「ホテル・ルワンダ」を観ました。
この映画は、沢山の方に観て頂きたい映画です!!
私はルワンダの大量虐殺の実体については、
94年以降の報道や民族問題の授業などで
少し知っていたという程度でした。
なので、この映画を観るにあたって
予備知識を入れておかねばいけないと感じ
ルワンダのことについて調べ始めたのですが
そのあまりの悲惨さに胸が痛くなり
体中に鳥肌が立つほどでした。
ルワンダの大量虐殺について、
大場正明さんがHPでとても分かりやすく説明してくださっているので参考にされるといいと思います。→ルワンダの大量虐殺
映画「ホテル・ルワンダ」は
とてつも無い無力感と悲しみに襲われ、
それと同時に
生きる希望・感動にも出会えるというものでした。
「観てよかった」と心から思えました!
エンドクレジットでドッと涙があふれます。
マイノリティー・マジョリティー
この2つの言葉がいつにもまして、
ザクリと心に突き刺さる感じに襲われました。
私は今ここ中国にいて、
マイノリティーであることを強く感じていたからかもしれません。
フツ族とツチ族
見た目もほとんど違わず、
長年同じ土地に暮らしてきた
2つの民族の過激派によるいがみ合い。
その合間で、どちらも助けたいと揺れる主人公の心。
自分がもし、このような状況に置かれたら
どんな風に行動できるのだろうか・・・
映画の中でも描かれていますが、この紛争に関して世界の関心の薄さが、3ヶ月で100万人とも言われる結果を招いたことに深い悲しみに陥りました。
最後までUNがルワンダに残り、
人々を助けようと必死になっても、
虐殺を止めることができなかった。
このUNの隊長にニック・ノルティが扮していますが、
その演技も素晴らしいものでした。
目の前で起こる事態に為すすべがなく、
激しい憤りと自己嫌悪に陥る。
じわじわと観ているものに伝わってくるようでした。
現在も世界中で民族紛争・内戦が絶えません。
こうした状況に自分が何ができるのかと言ったら、
すぐに止められるような事は何もできないんですよね。
だからと言って、何もしないのも悲しいし。
でもでも、声をあげてもスグには止められない。
罪悪感すら覚えたり。
何かあるはずだと思いつつ。
さらには、偽善者面もしたくない。
じゃ、どうすればいいの?
今は考えるしかできない。
そんな状態で頭の中はグルグル。
この映画はまだ日本で公開されていないようなので、
日本公開がされたら是非是非観て下さい!
予備知識が無い状態でも、
ルワンダでいったい何があったのか。
そこに生きている人々がどんな状況にあったのか。
世界中の人に知ってもらうのにとても素晴らしい映画だと思います!
*追記*
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早くこの作品がたくさんの人に観てもらえるようになればいいなと思っています。
なんで日本での公開が危ぶまれていたんですかね?興行収入が見込めないという判断ですかね?うーん・・・。
こちらこそありがとうございました。
当初は興行収入に不安があったという事らしいですね。詳しい事実は明らかになっていないようですが・・・